禅 「山中無暦日」 家族や仲間とゆっくり過ごす

心が休まらない人に

だんだんと情報スピード 移動スピードが速くなっていっていますね。

電車の中でもお仕事をしている方も多くみられますし、仕事が出来る!これはメリットもありますが同時にデメリットでもあります。例えばだんだんと心を休ませる時間が減っていきます。ゆっくり本を読んだり毎日を振り返ったりする時間を持つことが出来ず知らず知らずのうちに乾いてしまいます

意味

「さんちゅうれきじつなし」と読みます

意味は、山の中に住んで雨風をしのげるような庵に住んで石の枕で住んでいると時が経つのも忘れてしまいます。自分の肌で春の暖かさを感じてだいたいこのくらいの年月がたったのかな、という意味です。世の中の喧騒から離れてそんな生活をしていると世間の慌ただしい日々を忘れてしまう・・・そんな意味です。

大自然でなくてもいい

この世の中でそのような家に住み枕を使ってずっと隠居生活は無理ですよね(ひょっとすると可能かもしれませんが・・・)なので大自然でなくてもよいです。家の中でも家族の暖かさや仕事仲間との楽しい語らいなど、自分の中での「世間を忘れられる時間」というものも、山の中の庵です。

疲れてきたな・・・心が休まらないな・・・

そんなときは自分にとっての「世間を忘れる場所」に行って過ごすことが大切です。

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