禅 他是不有吾

こんな人に見ていただきたいです

他是不有吾

こちらは人が動く前に自分が動く　という意味の禅語です。

とてもえらいお坊さんが暑い中シイタケを干していました。その方はとても老いており周りには他のお坊さんもおられたようだったので「ほかの者に任せずにどうしてそのようになさるのですか？」と尋ねたそうです。そこでえらいお坊さんが「これは自分の修行だから他人にやらせても意味がない」と答えられたそうです。

幼いころなのでぼんやりとしか覚えていませんが、聞いたことがありました。誰かが誰かに「めんどくさいっていうけど、あなたの代わりにはお風呂できれいに出来ないんだよ」という言葉です。そのときはなるほどねーと思って聞いていましたが、今考えると深いです・・・

上の立場に立つようになっても現場に任せきりにせず、えらいお坊さんのように自らが動き背中を見せてあげると良いですね。

修行の意味合いが多い禅語でした。修行と思って私も毎日日々頑張りたいと思います。

今日も健康にいきましょう！