「なんだか気候が悪くて家から出るのが億劫だなー」という方「デスクワークでほとんど動きがない」という方いらっしゃらないでしょうか?そういう方はサルコペニアになる速度が速まるかもしれません。ホルモンの減少などによって年齢とともに筋肉量は減ります。その上体をあまり動かさない生活を続けていると筋肉量はさらに減少していきます。このようにして筋肉量が減ることがサルコペニアと呼ばれています。
筋肉は体を動かす働きがあります。それに加えてアミノ酸の貯金箱としての働きも持っています。アミノ酸は免疫力を維持して成長ホルモンなどを供給するために欠かせないものです。アミノ酸が低下することは免疫力の低下に繋がります。食事をとることでも筋肉を使います。体を動かす量や食事の量が減れば筋肉を作るために必要な栄養素も取ることが出来なくなります。
サルコペニアを予防するには適度に動いて筋肉量を向上させることが大切です。おさんぽやウォーキングで体幹を維持していくことが大切です。それとともにレジスタンス運動を組み合わせると有効です。気軽にお散歩の中に取り入れてみるといいのが階段の上り下りです。登山を趣味としている方は筋肉量の減少が緩やかなことが分かっています。下半身を鍛えることで筋肉量を維持することが出来ます。毎日行う必要はありません。筋肉が付くのは毎日行うよりも2・3日開けた方が効果的ということもわかっています。普段のお散歩に時々階段の上り下りを加えてみるといいかもしれません。また、丹田を意識して腹式呼吸をしながら歩くと効果的です。お腹に力を入れすぎてしまうと猫背や反り腰になる可能性があります。肩の力を抜いてストンと下ろします。その後おへその下あたりに息を入れて吐くようにします。すると体幹が付き、腰への負担も減ります。
30歳台に入るとホルモン量の関係で筋肉量が減っていきます。またそれから年齢を重ねるうちに減っていきます。どれだけ気を付けていても加齢による筋肉の減少をなくすことは出来ません。筋肉量が減ると今まで出来ていたことが出来なくなったりして気分が落ち込まない様に、いつまでも活発に動けるようにできるように普段の歩き方を変えてみましょう。
今日も健康に歩いて行きましょう(o^―^o)ニコ