皆さんはお散歩中にどのようなことを考えていますでしょうか?もし楽しかったことを繰り返し思い出すとその幸せは長続きするかもしれません(o^―^o)ニコ
幸福感は慣れて薄れていく
幸福感に慣れていくことを「ヘドニック・アダプテーション」といいます。これにより、良い出来事が時間とともに適応するようになります。逆に悲しみもしかりです。「時間が薬になる」と言う言葉があるように、人間には気分をいつも中心に持っていこうとする性質があります。
せっかく幸せなのに慣れていくのは嫌だよーと思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし幸せ状態が長すぎても生物として生きていくときは困ることがあるからです。
幸福感を長続きさせる方法
この適応へのスピードは人によってスピードが違います。楽しかったことを人に話したり、写真にとって見返したりして反芻することで何度も幸せだった瞬間を味わうことが出来ます。この反芻作業が幸せを2倍3倍と長続きさせることが出来ます。激しすぎない運動をしていると脳が活性化していくこともわかっています。お散歩やウォーキングをしているときに楽しかったことを思い出しながら歩くといつもなら2週間のところが4週間にわたって幸せが長続きするかもしれません(o^―^o)ニコ
幸せと脳の大脳の方にある楔前部(けつぜんぶ)という部分の大きさが関係しているといわれています。この部位の体積を増やす方法はいくつかあります。その中の一つが体幹を意識することが効果的だといわれています。お散歩をすることで体幹が鍛えられて脳に血流が行きます。是非お散歩のときに幸せなことを考えてみてください。
ほかに「今の幸せがなかったらどうだろう・・・」と考えることや、「物より経験に投資すること」「今日が人生最後の日だったら・・・」と考えることも幸せの長続きに良いとされています。
幸せは時とともに薄れていく性質が人間には備わっていることが分かりました。これは人間の生物としての役割で決して悪いことではありません。しかし、反芻することでいつもよりも長続きします。もし不幸せに感じてももしかするとあなた自身とても素晴らしいものを持っているかもしれません。
今日も健康に歩いて行きましょう(o^―^o)ニコ